花粉症でもキャンプを楽しみたい!スギ花粉症を克服するために舌下免疫療法始めました!
こんにちは!Taskyです!
3月に入り、楽しかった冬キャンプの時期も終わり、とうとう花粉症キャンパーにとって地獄の季節がやってきました…
キャンプ、オープンカー、バイクと俺の趣味の大半が花粉症によって毎年台無しにされている!!
4歳で花粉症を発症してから20年以上我慢してきたけど、流石にもう限界だ…
こうなったら最近話を聞く舌下免疫療法とやらで花粉症を克服してやる!!
というわけで今回は舌下免疫療法について書いていくよ!
目次
舌下免疫療法はじめました
舌下免疫療法ってどういう治療法なの?
舌下免疫療法ってなんなんだ!?
という方のためにちょっと説明!
まずアレルギー反応とは
本来、無害であるはずのアレルギーの原因物質(スギ・ヒノキ等の花粉など)を取り込んだ時に
身体の免疫機能が有害物質と判断してしまって、ヒスタミンという成分が分泌されることによって引き起こされる炎症反応
これが目や鼻で起こることによって目のかゆみや鼻水・鼻づまりが起こるというわけ!
従来であれば、薬を飲むことによって、ヒスタミンを出にくくしたり、ヒスタミンの反応を鈍らせることによって症状を和らげているわけです
しかし、薬を飲んで症状を和らげても、完治することはなく、また、副作用で眠気を感じるなどデメリットがあります
それに対して、舌下免疫療法は
アレルギー物質を少しずつ身体に取り込むことによって
身体に「あれ?花粉って実は身体に無害なんじゃね?」と慣れさせて、アレルギー反応が出ないようにするための治療法です!
言ってしまえば、身体のバグを治すようなもんで、うまくいけばアレルギー症状を出ないようにすることも可能なのです!!
さっそく薬をもらいに行ってみた!
花粉症が完治できるなら、これをやらない手はない!!
というわけでさっそく病院に
自分は近くのアレルギー科のある病院に行きました!
自宅の近くで舌下免疫療法ができるかわからない!という方はこちらのサイトでチェックできますよ!
病院にいくと受付の方に
「今日はどんな症状ですか?」と聞かれるので
恐る恐る「ぜ…舌下免疫療法で花粉症の治療をしたいのですが…」というと
「あっ…ああ、少々お待ちください」と奥に行ってなにやら話している
どうやら、まだそんなにメジャーではないらしく、なんかそんなに伝ってない感じ…
心配しながら待つこと5分で呼ばれて診察
医者「今日は花粉症の検査での来院ですね?」
やっぱ、伝わってない…
ワシ「いやいや、スギ花粉の舌下免疫療法をやりたくて…」
医者「あ、そうなの?もうスギ花粉ってわかってるなら検査しなくて大丈夫だわ!免疫療法の薬出しておくから!」
と3分ぐらいの診察で処方箋が出たw
もし、何の花粉症なのかわからない場合、検査をして何に反応しているのか調べる必要があるけど
既に検査してスギ花粉症ということが分かっていれば診察する際に検査しなくてOK!
自分は血を抜かれるのが死ぬほど苦手なのでこの点はよかった…
診療・処方箋費用はこんな感じ
もっとかかると思ったけど意外とお安いのね
結構勘違いされてるんだけど舌下免疫療法はちゃんと保険がきくので3割負担でOK!
薬局での薬の処方費用はこんな感じ
こちらも安い!
勘違いしてたんだけど、アレルギー薬との併用も可能ということなので
今回は舌下免疫療法の薬、アレルギー用目薬、アレルギーが酷いとき用の飲み薬をもらってます!
費用の面で心配している方は安心して始めることができますよ!
舌下免疫療法のやり方!
では実際に薬をどのように服用していけばいいのかを説明していきますよ!!
スギ花粉症治すために舌下免疫療法のお薬もらってきたぞ〜
舌の裏側に噴射して2分待って飲み込むだけ
初回は摂取したあと病院の待合室で副作用出ても対処できるように20分待つんだってさ pic.twitter.com/11mpYVnUVW
— Tasky△低糖質再開ロドキャンパー (@hosan_ossan) March 15, 2019
まずこちらが舌下免疫療法に使うシダトレンという薬
スプレータイプになっており、薬局で説明を受けたらその場で舌の裏にワンプッシュします!
そして、2分待ってから飲みこみます
なんだか、甘いような… 糖質か?w
詳しいやり方は以下の画像参照!
初日の服用はそれで終わり!
その後、病院にいったん戻って待合室で20~30分程待ちます
これは万が一アナフィラキシーショックなどが起きたときのためで、
初回は早期対応ができるように必ずそうしなければいけないらしい
ほとんどそういう例はないらしいけど、薬剤の説明欄を見ると副作用が起こることもあるらしい
自分の場合は特に問題なく、30分すぎたので帰宅!
何もなければ受付に声かけるくらいで特に診療を受ける必要はなし!
まずはこの青いボトルの薬剤で1週間様子見
このスケジュール通りに少しずつ量を増やしていきます
一週間たったらまた病院に行き、次は花粉成分が多い薬で徐々に慣らして行きます
二週間を超えたらアルミパックを一日一回の服用になるらしい
ちなみにこの資料に出てくるJAUという単位はJapanese allergy unitsの略
簡単に調べてみたところ、2000JAU/mLでは約30万個~86万個の花粉に相当する花粉のタンパク質が含まれているらしい
花粉症シーズンに1日に浴びる花粉量が10万~13万ほどらしいので、相当な量を毎日摂取するわけね
デメリットは…
皮下注射なんかと違って、毎日花粉エキスを服用するだけだからあまり負担感は感じないんだけど
デメリットは多少あったりします…
最大のデメリットとしては
治療期間が3~5年と長いということ!!
3年間休むことなく晴れの日も雨の日も、何があっても服用し続けなければいけません…
途中でやめたら効果が薄くなってしまうので忘れず服用することが基本!
その上、この治療をしたからと言って確実に治るとは限らないというのもつらいところ…
また、上でもちょっと触れていますが
アレルゲンを大量に身体にぶち込むのでアナフィラキシーショックで重篤な症状にならないとも限らないです
ちょっと怖いなぁという気持ちもありますね
その他の注意点に関してはこちらの画像を見てもらえばわかるかと
これらを踏まえると、毎年花粉症の薬をもらって飲んでいるほうがシーズンに時間とお金がかかりますが
即効性と安全性は上なのかなぁという印象ですね
その辺は個人の考え方によるので、お医者さんと相談して決めるといいでしょう!
ちなみに舌下免疫療法は現段階でスギとダニアレルギーのみにしか対応していないので、
その他の花粉症の方は現段階ではアレルギー薬の服用しか選択肢がないという点にも注意です!
まとめ
花粉症を克服したい…3年越しの人体実験が今始まる…
今回はスギ花粉症の舌下免疫療法についての記事でした
治らないとされていたスギアレルギーにやっと終止符を打てるということで
とりあえずやってみることにした舌下免疫療法
気のせいだと思うけど、少し花粉症が軽くなったような…
ここから量を増やしていってどうなるのか…
今シーズンはもはや諦めているので来シーズン以降、少しでも花粉症が楽になってキャンプやバイクを楽しめることを祈るのみ!
治るかどうか、結果は3年後なので地道に気長にやっていきましょうかね
今回の記事を読んで興味を持った方は、まず病院で相談してみるといいと思いますよ!
花粉症を治して春のアウトドアライフを楽しみましょう!!