アルコールストーブ作っても五徳がない?なら作ればいいんじゃね!?組み立て式五徳プロトタイプ作ってみた!
こんにちは!Taskyです!
前回記事で紹介した空き缶アルコールストーブ!!
ただ、こいつ単体で使えるのかと思いきや…
このアルストの上にシェラカップや鍋を直置きすると空気が流れなくなるので火が消えちゃうんです…
ならば五徳を作らんといかんでしょう!!
…買うより最初に作るが出てくるあたり貧乏キャンパーだなw
しかし、火を使うため木工というわけにもいかない…
というわけで比較的加工しやすいアルミ板で五徳を作ってみました!!
でもワケあってプロトタイプとしています!
その理由も含めて五徳の作り方を書いていきたいと思います!!
目次
アルスト用五徳つくったった!!
材料の紹介!
今回使うのは300㎜×400㎜サイズの0.5㎜厚アルミ板!
こいつを3等分して使います!
あと必要な工具などは
- カッター
- ハサミ
- マジック
- 定規
- カッティングマット
これくらいです!
特殊なものを必要としていませんので特に買い足す必要はないかと…
材料費はわずか500円程度!
組み立て式の五徳を買うと1000円以上しますからお安いもんです!
製作開始!!
それではさっそく作っていきましょう!!
作業①アルミ板を3等分する
まず、先ほどの3等分に線を引いたアルミ板を切っていきます!!
マジックの線に沿って定規を当ててカッターを何回か当てて切れ目を入れていきます!
数回当てると少し折り曲げてやればそのまま切り離すことができます!
作業②五徳の形にアルミ板を切り出し
今回作る五徳は三角形の形にします!
三角形といってもただの三角形ではなく…
支える部分を長くすることによって鍋なども安定して支えられるデザインを考案
自分は文系なので全く設計などはやったことがありませんがとりあえずイメージはこんな感じでやってみることとします!
では3等分したアルミ板を切り出していきましょう!!
まず、3等分したアルミ板にこのように線を引いていきます!
5㎝の部分が足になり上側が支える部分となります!
線が書けたら線に沿ってカット!
ここではカッターを使ってください!
ハサミを使うとどうしても切れるときに切り口が歪んでしまいます…
まっすぐに戻す手間がかかるのでカッターを使うことをお勧めします!
3つともカットするとこんな感じ!!
これで五徳は80%完成しましたw 楽々ですねw
作業③各パーツに切り込みを入れる
最後に組み合わせるための切り込みを入れていきます!
こんな感じに線を書き入れていきます
この2㎝の部分が切り込みを入れる部分
ちょうどマジックの線が1㎜くらいなのでマジックの線を切り取るイメージでOK!
大体こんな感じでOK!
ちょっと雑ではありますがw
もう一か所も写真の通りの線を引き2㎝の切り込みを入れます!
この2か所の切り込みが組み合わさって五徳になるわけです!
3つのアルミ板に同じように切り込みを入れていきましょう!
ちなみにここでの切る作業についてはハサミで行ったほうがいいです
多少曲がってしまいますがこの部分はハサミでやったほうが効率がいいので!
ここまで出来たらあとは組み合わせるだけ!!
五徳の完成!!
それではここまでで作ったパーツを組み合わせていきます!!
各パーツの角の切り込みと真ん中の切り込みをあわせるだけでOK!
これで完成です!!
バッチリイメージ通り!!
長さが適当に設定した割にはぴったりとアルストが収まるサイズになりました!!
上にとりあえずマキネッタを乗せてみる…
フラフラすることもなくサイズがジャストフィット!!
まぁここまでは当たり前の性能
そこでさらに重い隣にある鍋(肉じゃが入り)を乗せてみました!
そこそこの重さがある割にはちゃんと乗ってる!!
重い鍋が乗ってるとは思えない安定感です!!
支える部分を長くとったのはやはり正解だった!!
とりあえずお湯を沸かしてみる…
さっそく作った五徳とアルストを使ってお湯を沸かしてみました!
炎の勢いはいい感じ!!
直置きして沸かすより明らかに火力が強い!!
しかし、最高火力を出すにはもう少し高さが必要っぽい…
理科の授業でやったような気がするけど火は先端のほうが強いからね!
百均のお菓子のステンレス型をつぶしたやつを上にのせて高さを出してみたらベストな火力に!
割と実用的な火力を出すことに成功した!!
沸騰した水が溢れんばかりの火力だぜ!!
これでわかったけど五徳が10㎝でステンレス型が5㎝~6㎝くらいなので五徳の高さは15㎝くらいで作るのがよさそう!
とりあえず今回は試作品なので次回以降に活かしていこう!
まとめ
とりあえず完成した五徳プロトタイプ!しかし、アルミはやはりNG
とりあえず完成したアルミ製アルスト用五徳!
しかし、問題点が判明…
めっちゃ曲がってる!!!!
使ってるときずっとギシギシなってて嫌な感じだったんだけど使い終わってみてみたらこのザマ…
火があたっていた部分は変質してすごく柔らかいアルミになっていた
というわけでアルミを五徳の素材として使うのは全くおすすめできないです!
それゆえにこいつはあくまでプロトタイプ
おそらく、2~3回使うなら耐えられるけどそれ以上はいきなり壊れて転倒しやけどを負うなどのリスクがある気がします…
五徳が曲がってしまったとはいえ、形状的には鍋も安定して支えられるということがわかったので
とりあえず次は比較的熱に強いステンレスで試してみようと思います
この試行錯誤感な
これだから工作は面白い…
ちょこちょこ工作しているので興味がある方は↓の記事をどうぞ